舎密学者のぶろぐ

徒然なるままに。

【教育】アクティブラーニング02

研修でのひとこま。

研修生から、
「アクティブラーニングを実施しなくてはならない反面、授業進度を確保しないといけないという難しさを感じている」
「アクティブラーニングは内容を深化させにくい」
「そもそもアクティブラーニングの必要性はあるのか」
などといった率直な意見が出された。

それに対するコメンテーターの意見は
「授業進度を確保することはそれほど大事なのか」
「もう講義形式で授業をする時代は終わった」
というもの。

教育業界⁉は、もう「アクティブラーニング(グループワーク)というものをしないといけない」という雰囲気になってきている。アクティブラーニングをしないといけない。評価されない。

まずは読み書きそろばん。授業最初に挨拶をする、相手の話を聞く、メモを取る、資料(教科書など)で調べる。一人でやるべきことをまずさせたうえで、その上でのグループワークなのに、いろんなところでの講話や研修を聞くと、前者がないがしろにされてる感じがする。

英語よりも国語の充実を。
地理よりも日本史と世界史の充実を。

自分だけは目先の流行りに流されずに、いまやるべきことはなにかを考えて動いていきたい。

…でもしないといけないんだけど。