舎密学者のぶろぐ

徒然なるままに。

【教育】アクティブラーニング04 グループ対抗小テスト

この取り組みは、アクティブラーニング(以下AL)をしようと考えての取り組みではなく、午後の授業の生徒の睡眠対策として思い付いたもの。

題して「グループ対抗小テスト」。

前回の単元の演習を、個人ではなく、何人かで話をさせながらしてみようという取りくみ。


授業開始直後に、
「3分で、3~5人の自由グループ作って!」
と伝え、ちゃんとタイマーできっちり計ってグループ作成。

生徒は驚きながらも楽しみながらグループ完成。

「筆記用具以外はしまって」
ここで生徒気づく。

「今からグループ対抗小テストをします」
「えー」
「えー、じゃない(^^)

今から制限時間15分で、配布したプリントを解いてもらいます。(時間設定はやや余裕めにした。話をすると時間がかかるという点と、あくまで議論してもらうのが目的のため)」

「ルールは、教科書ノートなどで調べるのは不可。話し合うのは大いにOK。(話し合いをさせる目的)」

「グループ内で最低点の点数を、そのグループの得点とするので、グループで答えを統一させること。(これも話し合いをさせるため)」

「では始め!」


最初は雑談をしていたグループもあったが、以外とどの班も話し合いを進めている様子。
意外だったのは、普段あまり積極的に授業を聞かない男子がどんどん意見を出していたところ。

「はい、やめ。
では答えを言いますので、マルバツをつけていってください。」

といい、一問正答を言っては解説をした。

正解発表に一喜一憂。
解説をすると、どことなく
「ほら、俺が言ってたことが当たってたでしょうが」との声も。

問題数は多くはこなせませんが、午後の授業のとき、月に1回程度ならいいのではないかと思いました。誰も眠ってなかったし。

というわけで、実践発表でした。